2007年1月28日 新チーム練習試合(市ヶ尾 禅当寺戦)

  【新チームでの練習試合(5イニング制×2試合)を【5−7】、【0−9】と1勝1敗】


 【新チームの選手たちへ】
 試合後のミーティングで話したとおり、
各々で今日の試合で反省点を整理してノートに書き出してみてください。
できれば、「同じ失敗しないためにどうすれば良いか」も書いてみよう。


 すでに、試合中、日々の練習中、ミーティングのとき、そして個別に
いろいろとアドバイスを受けていて、それを整理するだけなんだから簡単だよね。




 「はて、そんなアドバイスなんか知りませんぜ…」



  「その金さんとやらを連れて来てもらおうじゃねぇか」  
  「そうだ。そうだ。金さんをここに呼べ」
「なに?もう忘れてしまったって?」


「ぜっ…全滅?…これまでのアドバイスが全滅?…さっ、3分も経たずにか??…」
コンスコン少将 (機動戦士ガンダムより) 

だとすると、君たちの”考える能力”はかなり重症だぞ。

 いつでも監督・コーチからの指示待ちをしていたら考える力は身につかない。
プレイ中は選手自身の瞬間的な判断にゆだねられることが多いし、
サインにしたって「この場面ではこんな指示が出そうだな」とか、心の準備があって成功率が高まるものだ。
画像センターの表紙にも書いてあるように、
野球は「打つ・守る・投げる・走る技術」だけでなく、頭も使うスポーツなんだよ。

 たとえば、「君が走者のときにフライが上がったら走りますか?」と聞かれたらなんて答える?
@ まっしぐらに走り出す
A フライなので走らないで様子をうかがう
B アウトカウントによって答えが違ってくる

 この質問だけだと、Bとしか答えられないな。
ただし、場合によっては@でもあるし、Aでもあるだろう。
こんな風に野球では”条件によって”やるべきことが変わってきてしまうんだ。
しかもAでは、ハーフウェイかタッチアップの選択肢も出てくる。
それをゲーム中は瞬時に判断しなければならない。
「アニキ…野球は頭を使いますね」

 ※ノートの活用法は【2006年Bチームテキスト守備編(PDFファイル)】にも書いてあるし、
  「タッチプレイのしかた」や「狭殺」を読み返す必要がある選手もいるな。 

 「おう、おう、おう、おう、
 だまって聞いてりゃ、いい気になりやがって
 あの日、あの時、グランドで
 確かにしゃべった監督・コーチのアドバイスを…
 よもや忘れたとは言わせねぇぜ!」



 「ノートを忘れた者 外周引き回しの上、居残り10周!
 余の者 ポール間ダッシュ20本を申し渡す…
 引っ立てぇい!!」
 「…と言いたいところだが、
 家の者からの嘆願もあり、
 今回は特別に監督預かりに処す…

 おっかさんと妹を大切にな

 これにて一件落着!」


  ※まだ表書きしか完成してないけど【走塁編(PDFファイル)】にも目を通してみてください。
   兵藤監督も「野球は点取りゲームなんだ」とおっしゃっていただろう。走塁はとても大切なんだよ。




  二塁走者を狭殺したけれど、セカンド牽制から送球を何回繰り返しましたか?
 セカンドからサードに転送したら→サードが走者を二塁方向に追い返してタッチアウトにするのが理想です。
 送球を繰り返すとミスの確率が高まります。なるべくシンプルに早くアウトにしよう。



  「行くぞぉ〜」
  私は君の元気を買っていますよ。
  よく言えば"クールで上品"、悪く言えば"覇気がひきこもる"選手が多いジュニア葵の中でムードは抜群だ。
  ただ、自分の世界に入り込むとサインを見忘れてしまうのが玉にキズ。



   サードではツキに見放されていたようだけれど、セカンドに回されてからはツキがでてきたね。
  難しい小飛球をふたつさばいて、ひとつはダブルプレイを完成させた。
  また、ファーストも難しいハーフバウンドをよく処理しました。



   ジェットストリーム…ジェットストリーム…ジェットストリーム…ジェットストリーム…ジェットストリーム…(part2)

   遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、
  はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
  満点の星をいただく、はてしない光の海をゆたかに流れゆく風に心を開けば、
  きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。
  光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。            



   ショート・ストップは内野と外野を結ぶ大切なポジション。なんで大きな声で指示を繋がないの?
  走者が二塁にいてレフト前ヒット・センター前ヒットのいずれも、外野手がバックホームをせずにセカンドに返球したのは、
  もちろん、次のプレイを頭に入れていなかった外野手の大チョンボなんだけれど、
  君が「バックホーム!」と指示をしなかったこともチョンボだぜ。
  それに最上級生になるのだからチームを引っ張る自覚を持たなくちゃね



  セカンド後方・センター前に上がった高いフライをセカンドが転倒しながらファインプレイ(…に見せた)。
 しかし、こうした内外野の中間に上がったフライの処理は外野が捕るのが基本です。
 なぜならば、前を向いた状態で捕球ができるため次のプレイにスムースに移れるからです。
 それにセカンドも後方のフライを追うのに自動車バックはもう卒業しようぜ。



   選手が自主的にタイムを取って意思の確認。
  これも大切なコミュニケーションだけど、プレイ中も大きな声を出せば確認できることがあるはずだ。



   今日の試合では、自分の持っている力を100パーセント出し切りましたか?
  「手を抜く」=「悔いが残る」ということだよ。


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