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2007年3月21日 Aチーム練習試合 グリーンビクトリーズ戦(at荏田西グランド)

  【2試合やって一勝一敗(両試合とも1点差)】

   今回は試合内容についてのコメントはしません。Aチームへの特設野球教室です。


 「君たちは野球を知っていますか?」
こういう質問をされたら、「ボク知ってるよ。だって野球チームに入ってるもん」と答えるだろう。
でも、私たちから見ると「全然知らない」のと同じ…
「打って・走って・捕って・投げて」だけではハッキリ言って、ティーボールと変わりません。
もっと頭を使って<チームが勝つためには>を考えることで、もっと野球に馴染んで欲しいと思います。

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 「君たちは【将棋】を知っていますか?」 (知らない子は飛ばして読んでね)
将棋はどうすれば勝つの?
答えは【相手の王将を詰ませれば勝ち】
別に「飛車と角行を取った」とか「金将・銀将をすべて手駒にした」から勝つわけではないよね。
もちろん、飛車も角行も金将・銀将をたくさん持っていたら有利ではあるけど、
持っていたって相手の歩兵と桂馬に自軍の王将を詰まされてしまうことだってあるわけだ。
………………………………………………………………

 では、野球はどうしたら勝つの?
答えは【相手より多く得点すれば勝ち】
「そんなの知っているよ〜」と思っただろう。
じゃあ、「相手より多く得点するには…」って考えたことあるかい?

 ヒットやホームランがバンバン出て30点取れば勝てるかな?
(ヒットとホームランだけで30点取るのは現実的ではないけどね)
でも、相手に31点取られたら負けるよな。

 違う質問をしてみる。クイズだ。
「ある少年野球チームが7イニング制の試合で毎回得点して7対0で勝ちました。
 しかし、勝ったチームはノーヒット。負けたチームはノーエラーでした。
 「効率の良さ」も含めて、どういう試合展開だったでしょうか?」


 さあ、わかるかな?答えはココ

 イニングの先頭バッターが四死球で出塁 →一塁。
次のバッターの打席で盗塁成功 →2塁。
次のバッターが送りバントまたは右方向へのゴロ →3塁。
三番目のバッターがスクイズまたは犠牲フライ →本塁生還。
四番目のバッターが凡打または三振。
毎回このパターンが続けば7点取れるわけだ。

(後攻の場合は最終回の攻撃がないから6点になる)

 これを読んで何か気が付かないか?
それぞれに役割があるってことだよ。
「先頭バッターは塁に出ること」
「次のバッターは走者を進めること」
「次々のバッターは走者を返すこと」

もちろん、ここにヒットやホームランが絡めば、もっと点を取りやすくなるけど、
それよりも「自分に与えられた役割・最低限の仕事」を意識できると点を取りやすくなるんだ。
つまり、チームの勝利に近づくってことさ。

 先頭バッターがアウトになってしまったら、
次の打者の仕事は「塁に出る」ことに変わる。
アウトカウントは増えるごとに作戦の幅は狭くなるけれど、
「塁に出る」ことが得点の確率を高めることに変わりはない。
だから、ボールカウント「0−2」とか「0−3」で打ちに行くなんてことは、
ヒットにできる自信が100パーセントなければしてはいけません。


 逆に、守備であったら、
「先頭バッターを塁に出さない」ってのが一番の課題になるね。

ピッチャーは不用意な四死球に気をつけること。
野手は打ち取った打球の処理を間違えないこと(エラーをしないこと)。
キャッチャーは第三ストライクを絶対に逸らさないこと(振り逃げされないこと)。

もちろん、ミスは野球につきものだから仕方のないエラーもある。
ただし、そこに雑なプレイや弱気が原因でするミス※はいただけない。
※兵藤監督の言われる「怠慢プレイ」、清遠コーチの言われる「消極的なプレイ」

 このような勝つため常識のことを「野球のセオリー」と言います。
野球には数多くのセオリーがあります。だから画像センターの表紙で
「野球は頭を使いますね」と書いているんだよ。
全部はここで紹介できないし、一年間かけても教えきれないけれど(参考までに超高度もの【他者のページへのリンク】)、
すぐに役立ちそうなものを少しだけ書いておきます。

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○無死また一死走者三塁にいるとき(一三塁・二三塁・満塁)は、打者は早いカウントで打ってはダメ!

  なぜならば、サインが出る可能性が高いからだ。
 では、なんのサインが出そうなんだ?考えてみて。
 ☆一三塁のケース
  まず一塁走者の盗塁が考えられるよな。ここで初球を打ってショートゴロ・ダブルプレイなんて目も当てられない。
 ☆次に三塁のみ、または二三塁のケース:
  スクイズが考えられるぞ。ホームはタッチプレイだし、相手がぼんやりしていたら2ランスクイズが成功するかも。
 ☆最後に満塁のケース:
  相手投手がストライクが入らなくなっていれば押し出しの可能性もあるので「待て」がかかるかも知れないし、
 場合によってはスクイズだってある。
 なにしろ、三塁に走者を置くということは、相手がミスすれば楽に点が取れるわけですからガッついたら損ですよ。

  守備側であれば、「相手はこうした作戦をしてくるかも…」と心の準備が必要だな。

………………………………………………………………
○無死または一死走者一塁のときは、打者は早いカウントで打ってはダメ!

  なぜならば、サインが出る可能性が高いからだ。
 では、何のサインが出そうなんだ?考えてみて。
 きっと一番馴染みがあるはずだよ。
 答えは盗塁です。
 
  〜相手ピッチャーのコントロールが良くて、相手キャッチャーの肩が強い場合〜
 こうしたケースでは単独で盗塁することは難しくなります。
 なので、同点であったり、試合の終盤1点差で負けているときは送りバントバスターエンドランが考えられます。
 試合の序盤・中盤で同じ状況であれば、ヒットエンドランも考えられます。

………………………………………………………………
○自動スタート

  2アウト・フルカウントで塁が詰まっているとき(走者一塁、一二塁、満塁)は、
 ピッチャーがホームに投げる動作を起こしたら自動スタートです。
 なぜならば、ボールならばフォアボールで次の塁に安全に行けますし、
 打者が打てば2アウトだからフライでもライナーでも走って問題ないからです。
 ここで注意するポイントは「左ピッチャーの一塁牽制」と「二塁への反周りの牽制」です。
 投球か牽制かをきちんと見極めずにスタートすると引っかかります。
 ※フルカウントやフォースの状態ではないときは、打者が打ったら自動スタートになります。

………………………………………………………………
○相手ピッチャーに多く投げさせる&相手守備の時間を増やす!

  どんなピッチャーだって投球数が増えれば疲れてきます。
 たくさん投げさせない手はありません。
 同時に自軍のピッチャーも投げれば投げるほど疲れていきます。
 どこで休息を取るかと言ったら自軍の攻撃のときしかありません。
 また、君たちも…君たちだからこそ経験があると思うけれど、
 守備の時間が長いのってどうですか?集中力を保つのが大変だろう。
 こう考えると、三者凡退するにしても
 3人のバッターが3人とも初球を打って凡打というのは最悪
なのがわかるでしょ。

  バッターは追い込まれてもファールで粘るとか、
 ランナーは牽制をたくさんもらうとかは、
 自分のタイミングを合わせていくとか牽制の癖を盗めるだけではなく、
 実は隠れたチームプレイなのさ。

  特に初回の一番バッターは、もちろん「塁に出る」ことが最大の仕事なのだけど、
 相手ピッチャーのモーションやボールを味方に見せてあげることも大切だ。
 むしろ初球をクリーンヒットするよりも、「1−3」からセーフティーバントとか
 フォアボールで出塁して盗塁を成功させるなんてのが最高だろうな。

  ※今日の2試合目の4回だったかな(ちょっと不正確)、
   イニングの先頭打者・次打者と初球を凡打したんだけど、
   その次のバッター小林くんが粘ってフォアボールで出塁したんだ。
   得点には結びつかなかったけれど、とても価値のあるフォアボールでした。

  ※18日の早渕戦の相手9番バッター(だったと思う)が
   浅井くんとの勝負でカウント「2−3」から何本もファールで粘り、
   フォアボールで出塁して得点に結び付けている。こちらも隠れたファインプレイです。


………………………………………………………………
○走者の進塁で(特に本塁突入)無理をするとき、しないとき
 
  無死または一死のときは無理をしません。
 なぜならば後続のバッター(3人または2人)に期待ができるし、
 仮に走塁ミス(暴走)によって走者がアウトになった場合、
 ゲームの流れが相手に移ってしまうからです。
 ただし、このアウトカウントしかできないタッチアップは別です。
 走者の走力と捕球位置や捕球体制を瞬時に判断する能力が
 ランナーコーチおよび走者には求められます。

  逆に、二死の場合は無理をしてチャレンジする機会が増えます。
 もちろん確率が低い場合は別ですが、50パーセントの確率があればゴーです。
 なぜならば、連続ヒットの確率は低いこと。
 また、上で書いたように二死であれば自動スタートしているので
 走者がいつもよりも有利だからです。
 ただし、後続のバッターが当たっている選手やクリーンナップであれば、
 バッターに期待することもあります。

   〜点差による無理をしてはいけないケース〜
   試合終盤において2点差以上つけられて負けている場合は絶対に無理をしてはいけません。
  なぜならば、無理して1点を取っても試合に勝てないからです。
  少なくとも2点取らないと同点にはできません。
  こうした状況で走者が本塁憤死してしまうと、アウトカウントが増えるだけでなく、
  チャンスがつぶれ試合の流れが完全に相手に行ってしまいます。
  こういうときは走者を貯めていくのが懸命です。

   野球は、サッカーのように「1点ずつ」しか点が入らないスポーツではありません。
 確率は低いですが、満塁でホームランが出れば4点入ります。
 点差があって負けている場合は「走者を貯める」ことが一番の目標になることを忘れてはいけません。

………………………………………………………………

 昨季Bチームは「ベルトの高さのボールが来たら打て」しか
攻撃時の指示を与えていなかったので、こうしたセオリーを知らなくても仕方がないけれど、
Aチームに帯同していた選手は、レベルの高い野球を見て覚えていると思っていたよ。

 この前の試合を見ていたら全然馴染んでいないことがわかったので
今後は、色んなセオリーを練習や試合で気が付いたら教えていこうと思うし、
雨が降ったらコミュニティーを使って教室を開こうと思っています。
機会があればレジュメ(小冊子)も作って配るつもりです。
でも、その前に『2006年Bチームテキスト 守備編』は熟読して覚えてくれているのかな?

 セオリーの初歩が理解でき始めたら、
監督が出すサイン…つまり<点を取る>ための作戦命令がいかに大切かわかるはずです。
それを見落としていたら質の高い野球はできないよ。
バッティングにしたってピッチャーの投球を見て打つだろう。目を瞑って打ったりしないよな。
同じようにサインをしっかりと確認すること。
見るタイミングは一塁駆け抜けやオーバーランからベースに戻ったとき、
必ずベースについてベンチの監督を凝視すること=ボールから目を離すときはベースの上。

サインを確認できたらアンサー※(サインの意味がわかりましたとポーズをとる)を返します。
※ジュニア葵では【ヘルメットのひさしをつまむ】のがアンサーとなってます。



  これはサインでなく『NHK手話ニュース』で活躍されていた丸山さんによる手話です。

 小松コーチに「3月18日のページは“お茶目”さに欠けていた」と指摘されたので丸山さんに出演を願いました。



  私がカメラを持って近づくと「ジェットストリームを取られないようにしなくては…」と
 意識されてしまいました…残念。



  このところストライクゾーンの見極めが悪いですよ。修正しよう。



  先制点はライトへのホームラン!
 とてもきれいな放物線を描いていたね。
 ただし、画像を見る限りものすごいオープンステップだったと思われるので
 これからも長打量産するために補正は必要かもね。



  外角球克服の壁にぶつかっているね。
 左打者の外角球をうまく打つコツはね、「ひっぱたくのではなく滑らせる」こと。
 感覚的なことを言葉で言うと難しいなぁ。実践的には外角球は全部ファールにして
 自分の好きな真ん中低目がくるまで粘るというのも手だよ。
 でもって、力が入りすぎで左肩が下がるのも…



  ミートの瞬間(画像では空振りだけど)にステップした足の外側に体重がかかっているのは×。
 腰のひねりのスピードが上がらずにパワーが逃げてしまいます。
 右足のけりが生んだパワーを左足内側のエッジが受け止めて、腰を回すこと。
 下半身の捻転から、ヒジ→手(グリップ)→バットヘッドがムチのように巻きついて出てくると○。



  まるでホークボールを投げられたように突っ込んでしまった。
 左足のヒザが前に折れないようなステップを考えてみよう。
 亮斗のホームラン画像と比較してごらん。


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